2014年12月30日火曜日

輝け!糸島楽曲大賞'14


 さて、年の瀬といえば『ハロプロ楽曲大賞』ならびにそこから派生した『アイドル楽曲大賞』、偉大なるふたつの賞レースへの投票が界隈でもはや恒例行事となっているが、不肖僕はぐうたらなので、気分次第で投票したりしなかったりで、ええとそのう、どうもすいません。
 しかし、今年は遂に我らがいとしまPR隊 Lovit's!の記念すべきデビューシングル『Magic Island/いとくると』がノミネート・リスト(インディーズ・地方部門)にエントリーされたということで居ても立ってもいられず、ここぞとばかりに有権者の権利を行使することにした。
 ちなみに30日深夜の発表イベントに先んじて26日の夜〜朝にかけ放送された、主催者さまお墨付き番組「勝手にハロプロ楽曲大賞2014」(メインパーソナリティ:22世紀から来ましたさん、ゲスト:タクスさん)でも「勝手に福岡アイドル楽曲大賞」パネリストとして末席(ほとんどトイメンであったが)を汚させて頂き、そこでも当然『Magic Island』『いとくると』を流して、あまつさえ翌日の軽トラ市公演まで勝手に告知してしまったのだが、ラジオにチューニングをあわせてくださった133人の方、明け方まで聴いてくださった22人の方のなかで、実際来てくれた人はいたのだろうか。いたよな。
 ちなみにちなみに、糸島市HPで募集されていた「あなたが選ぶ!2014年糸島市10大ニュース」にも「いとしまPR隊 Lovit's!、CDリリース」ネタを送ったのだが、こちらは「12月26日に発表」のハズが30日になっても全然更新されないし、そもそもの募集ページがある日忽然と消えてしまったので、泣いてる。
 ・・・かように差し込める隙あらばLovit's!を顕彰しようと暗躍したこの年末であったが、まだまだ達成感がないので、こうなったらもういとしまPR隊 Lovit's!の今年一年の活動そのものを対象にした楽曲大賞を私的に創設してしまおうということになった。
 本年度のしめくくりがこんなエントリでいいのかどうかわからないが、偉大なるふたつの賞レースに、そして糸島に捧げるマジリスペクトの産物だと思ってここはなにとぞ大目に見ていただきたい。

     [投票ルール]
     ■糸島楽曲部門
     2014年度に催された軽トラ市定期公演、各種イベント、ライブのセットリストから、
     私の良かったと思う楽曲5曲を選びます。
     持ち点は10pts.で、そこから5曲に割り振って投票します。
     点数配分のデフォルトは
     1位:3pts. / 2位:2.5pts. / 3位:2pts. / 4位:1.5pts. / 5位:1pt.
     ですが、例えば選んだ5曲に差をつけたくない場合は
     1位:2pts. / 2位:2pts. / 3位:2pts. / 4位:2pts. / 5位:2pts.
     としてもいいです。まあでも、とりあえずデフォルトに従うといいよ。
     1曲の最低点は0.5pts.とします。
     最高点は3pts.となります。
     また、点数の可変幅は0.5pts.ごととします。
     これを踏まえて、みんなでつんのうて投票しよう(勝手に改変してすいません!)。

 と、ザックリすぎるルールを決めたところで、あれやこれや思いだしてみるため、ざっと今年Lovit's!さんのイベントに参じた数を試算してみると、これがなんと約60回にものぼった。60回ですよ。60回もあの娘たちに逢えたなんて、僕はなんという幸せものだろう・・・。
 ・・・。
 ・・・・・。
 あっ、思わず幸福に浸りきってしまった。
 ええと、なんだっけ。そうそう。糸島楽曲大賞だ。
 これらのイベントで歌われていた何百曲もの歌のなかから、ベスト5を選ぶのだ。なかなかおおがかりな作業である。
 約60回ステージを観たということは、ほとんどその数だけ『Magic Island』『いとくると』を聴いたことになるわけだから、やろうと思えば「『Magic Island』限定楽曲大賞2014」、「『いとくると』限定楽曲大賞2014」だって出来そうだ。しかしこんな芸当ができる&やる資格があるのは世の中広しといえど粉砕ジャーナル主幹・黒田さんをおいて他におるまい。いかがでしょうか。
 閑話休題。とりあえず年始からのセットリストを途中まで書きだしてみたが、まあ本家の選定以上に気の遠くなる作業になると気づき、そして本家以上にソートに苦しむ予感がしたので、まず歌われた楽曲を3つの属性に整理し、そのなかから順を追って選んでいくことにした。

 まず5位と4位はカバー枠だ。
 範囲はLovit's!がいつもお世話になっている九州からメジャーデビューされたLinQさんの豊富な楽曲群から、軽トラ市公演においてスポット的に歌われた曲まで〜というわけで、意外と後者もバラエティに富んでいて選考は困難を極めた。
 そこからまず最初の1pt.を振りわける楽曲には、6月22日・第12回軽トラ市定期公演・なるなるの誕生企画にて歌われた友達より大事な人』(オリジナル・剛力彩芽さん)を挙げたい。
 盟友・なるなるのためにあんぬちゃんが松葉杖をつきつき現れ、それを地面に置いて、全員と肩を組みこの曲を合唱したあの光景。楽曲大賞はおろか2014年泣けるシーン大賞にも確実にノミネートされる名シーンであった(そして「あ、この歌ってこんなに良かったんだ!」と糸島っこによって楽曲そのものの評価まで高められた)。

 続いて1.5pt.の第4位に挙げたいのは、うーん、やはりここはLinQさん枠でいこうか・・・こちらもだんだんレパートリーが増えてきたんだよなあ、どれにしようかなあ。
 ちなみに僕自身は全くLinQさんを経由してないので、新しいレパートリーが投下されるたび、もちろん「おおっ」とは思うが、曲は知っててもダンスとかフォーメーションとか全く知らないため、どこからか「グスッ」という音が聞こえてきてようやく事の重大さを知ることが多い(たとえば第9回公演での『さくら果実』、今月の第18回公演での『フクオカ好いとぉ』など)。このへんで多少ハンディキャップを感じないこともないが、逆に、それゆえ楽曲そのものをまっさらな状態から楽しむことが出来るんじゃないかってことで、選定基準は純粋にそのパフォーマンス、演出+とりまく環境が素晴らしかったものから選びたい。
 いやー、しかし、こちらも倒れんばかりにイイものがたくさんあってホントに迷った。
 二丈地区・赤米鑑賞会(9月13日)ステージでの『なう。』、芥屋『第2回 いとしま海の祭典』(7月23日)で浴衣衣装とともに初披露された『HANABI !!』など、強力な対抗馬がこの枠にゴロゴロひしめきあっていたのだが・・・よし、決めた!
 第4位は白糸の滝・やまめ祭りゴールデン・ライブ(5月22日)での『カロリーなんて』にしよう。このライブそのものが「全曲公演」といっていいぐらいの記念碑的なものだったうえ、セトリにも実験的な試みがところどころ仕掛けられており、有りえないぐらい見所の多い公演だったが(でもシチュエーションはものすごくのどか)、『カロリーなんて』におけるさとみちゃんとれなちゃんの登用は、そのなかでも屈指のナイス・ギミックだった。この「ゴールデン・ライブ」ステージそのものを本年度のベストバウトのひとつに数えたいぐらいであり、そのなかから特にかわいかったこのステージを第4位に選出する。

 続いて3位と2位は「ハプニング」枠から選ぼう。
 Lovit's!のステージではいわゆる音響面でのハプニングがちょいちょい発生し(個人的には"神の演出"と呼んでいるが)、それが期せずして得難い化学変化を起こし、フシギな感動に繋がってしまうことが多々ある。メンバーさん・スタッフさんにとっては全く本意でない状況だろうが、しかし、時としてそんなワン&オンリーのステージが観客を「歴史の生き証人」気分にさせてくれるのも確かなのである。
 そんな偶然から発生した、本来は事故として処理されるべきパフォーマンスのいくつかを、エピックとしてこの順位に置くことをどうか許していただきたい。

 まず2pt.を獲得した第3位はひびきちゃん命名による(7月19日)曽根マジックでおなじみ、"壮大""オーケストラ""動物とのカーニバル"などさまざまな言葉で彩られた奇跡の音像が夏の夕暮れに木霊した伝説の曽根夏祭り公演から『祭りの夜 〜君に会えて良かった〜』。Youtubeでは決して伝わらない、あの日そこにいた人間にしかわからないナゾの有機的な音の歪みはいま思いだしても夢まぼろしのごとし。
 そして2位は・・・これも好事家からすればもう「やっぱりな」と驚きもしないだろう、前原商店街夏祭り(7月25日)から無重力『for you』。導入部の前サビが終わった30秒きっかりのポイントでいきなりオケがふっつり途切れ、ここからどうするのかと思いきや、そのまま残りの約4分を最後までアカペラで歌いきった、これもまた奇跡としか言いようがない名演であった。
 一期生が先導し、ときに軌道修正もこなしながら無事に着地を決めたとき、我々が観ているものはもはや"夏祭りの余興"なんかでは決して済まされない、いわば糸島版「はやぶさ」、糸島版「ゼロ・グラヴィティ」といっても過言ではないスリリングな体験へと昇華された。あれほどのゾワゾワに今後立ち会うことは出来るのだろうか。文句なしの2位!

 そして本年度の糸島楽曲大賞、堂々の1位は!
 1位は・・・デンデロデロデロデロデロデロデロ(ドラムロール)、やっぱり「持ち歌」枠のなかから選ぶしかない、というわけで「糸島市民まつり」2日目(10月5日)から『Magic Island』です!
 一年を通しての活動の集大成、そして三代目リーダー・あみちゃん卒業の場ともなったこの舞台。おりしも台風18号の接近を受け、ただならぬ強風のなかでのステージとなってしまったが、あみちゃんを中心に、物凄い風を真正面から受けながら、お母様方の作られたレッグウォーマーにまもられ堂々と糸島をPRしきった姿に、いとしまPR隊Lovit's!とはなにか、糸島の女の子とはなにかという答えの一片を観たような気がした。
 そんな集大成の『Magic Island』に本年度の糸島楽曲大賞第一位を捧げさせて頂くとともに、この日の動向をとても懇切丁寧に報じてくれたあんぬちゃんのblogにもLovit's!報道大賞2014を贈りたい。
 というわけで、以上、糸島楽曲大賞2014でした!

 とシメたいところだが、ちょっと、ちょっとちょっと。
 実はもうひとつ1位にしたい曲があるのだ。
 それが第44回糸島駅伝大会(2月9日)において、なるなるが最終走者あんぬちゃんを沿道から励まさんと歌った「ぬちゃちゃのチャチャチャ」である。これも、これもどうにか1位にしたいんだが、どうにかなりませんかねえ、なにとぞ!なにとぞ!・・・って僕がこの大賞の企画者・主催者・ただひとりの参加者なのだから、よし、勝手にルールを捻じ曲げたれ。
 13点満点ということで、これも同率1位だ。
 ・・・せっかくだし、もういっこ1位選んでいいですか。
 「第5回 手をつなぐ糸島市民のつどい」(6月28日)の「Lovit's! Theme」
 三期生にとっての初めてのステージとなったこの公演、こちとらそんなサプライズがあるとはつゆ知らず、いつものこのテーマ曲にのってナゾの小さい女の子=あゆみちゃんが先陣をきって〜やや調子外れ気味に手を叩きながら〜駆けてきたとき、Lovit's!が新たな段階に入った瞬間を目撃した。まさにその幕開けを告げるのに(当たり前だが)相応しい、これ以外に考えられない一曲だった。

 というわけで今年の糸島楽曲大賞は

  5.友達より大事な人(6月22日)1pt
 4.カロリーなんて(5月22日)1.5pt
 3.祭りの夜 〜君に会えて良かった〜 Sone Magic Remix(7月19日)2pt.
 2.無重力for you(7月25日)2.5pt
 1.Magic Island(10月5日)3pt
 1.ぬちゃちゃのチャチャチャ(2月9日)3pt
 1.Lovit's! Theme(6月28日)3pt

  ・・・いやー、誰も予想がつかないトリプル1位、総計16点という結果となりました!ありがとうございました!

 よし、ここまで来たらせっかくなので本家に因んで「推しメン部門」もやってしまおう。
 個人的には「推しメン」という言葉がものすご〜く苦手なので(前田憂佳さんの教へもある)、普段からこの言葉は一切使うまいと決めているのだが、一応そういう部門が用意されているからには、本家に於いてもシブい顔で投票したように糸島部門からも誰かを選ばねばなるまい。

 今年糸島を彩った人々といえば、糸島市民まつりの司会を務められたLinQ深瀬智聖さん、LinQ夏祭り(8月23日)で「いとくると」ウィングに加わった伊藤麻希さん松村くるみさん、Lovit's!をどこまでもラビッツ隊と言い間違えていたピンチーズのおふたり、Lovit's!(特にあんぬちゃん)から新しい一面を引きだしてみせた早良区におすまいのジャグラーがたおさん、門馬良さん、元スター高橋と呼ばれた男、曽根夏祭りでメンバーにかき氷をプレゼントしてくれたおばあちゃん、ステージ後に「生きる喜び!」と叫ばれたおじいちゃん、糸島のくまさんたち、亀ライダー伊都国女王あさきちゃんちのワンちゃんいとゴンアイスいとゴン長糸いとゴン、空気で膨らむ巨大いとゴン、大野城のにせ巨大いとゴン、木の葉モールのにせ巨大いとゴン、いとゴンヘッズの山本美月さん、べんがら村で共演したプロレスリング華☆激の皆さん、市民まつりでLovit's!の餅つきを遠巻きに眺めていた田中純二選手(唐津iPPo fes.以来の共演)、あみなちゃんがお腹に挟んでいた野口英世さん、カリュードさん、そしておじちゃまなどなどこのブロックも推しても推しても推したりない面々がひしめきあい、このなかから一人を選ばねばらない困難なミッションに楽曲大賞選考以上の喧々諤々の議論が脳内で交わされましたが、熟慮の末・・・全員ひっくるめて箱推しとさせていただきます!逃げじゃねえよ!みんな好きなんだよ!

 というわけで糸島楽曲大賞'14でした。
 来年もLovit's!の素晴らしいご活躍、ますますのご健勝を祈念し、心からメンバーさん、スタッフさん、そして関係者の皆様に今年一年の感謝の意を捧げさせて頂きます。
 ありがとうございました!来年もつんのうていぼろう糸島で!









0 件のコメント:

コメントを投稿